同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「楽しかった?」
「うん! いいものが買えたよ!」
「ふーん……」
「どうしたの? まだ機嫌悪い?」
無言でそっぽを向いてしまった千景くんは、明らかに不機嫌そう。
「ねぇ、どうしたの? わたしがなにかしちゃった?」
千景くんの服の裾をギュッと握って軽く引っ張る。
「千景くん?」
下から千景くんの顔をこわごわと見上げた。
すると、前髪の隙間から覗くきれいな瞳が大きく見開かれる。
「あ〜……もう」
手のひらで目元を覆って、勘弁してよとでも言いたげな口調。