同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
だけど保健の先生は体育館で出たケガ人の手当てで不在のようで、書き置きがしてあった。
「とにかくそこのイスに座って足を上げてくれる?」
そう言うと、千景くんはケガ人用の丸椅子に座って足を台の上に乗せた。
まずは足の腫れ具合いを確認するため、ジャージをめくってくるぶしまでの短い靴下を脱がせる。
「……てっ」
少しの衝撃が刺激になったようだ。
「ご、ごめんね! って、さっきよりも腫れてる」
えーっと、まずは……。
球技大会だからなのか、必要な物品が手の届く位置にたくさん並べられている。
まずウェットティッシュで腫れてる部分をきれいに拭き、傷がないかをチェックした。