同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

だけど保健の先生は体育館で出たケガ人の手当てで不在のようで、書き置きがしてあった。


「とにかくそこのイスに座って足を上げてくれる?」


そう言うと、千景くんはケガ人用の丸椅子に座って足を台の上に乗せた。


まずは足の腫れ具合いを確認するため、ジャージをめくってくるぶしまでの短い靴下を脱がせる。


「……てっ」


少しの衝撃が刺激になったようだ。


「ご、ごめんね! って、さっきよりも腫れてる」


えーっと、まずは……。


球技大会だからなのか、必要な物品が手の届く位置にたくさん並べられている。


まずウェットティッシュで腫れてる部分をきれいに拭き、傷がないかをチェックした。


< 243 / 457 >

この作品をシェア

pagetop