同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「はぁはぁ……っ」


やみくもに走って大きな駅の前まできたとき、なにかに躓いた。


「きゃっ……!」


──ドサッ


アスファルトの上に体が叩きつけられて、全身に痛みが走った。


「う……っ」


痛い……。


だけど、体よりも……心の方がもっとずっと。



──ヒュー


──パーン


背中の方で花火が打ち上がる音がした。



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