同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
ん?
え?
背中にピタリと密着するなにか。
後ろからスースー寝息が聞こえて、顔だけを少し動かした。
サラサラのブロンドの髪が目の端に飛び込んできて、驚愕する。
「ち、千景、さん?」
振り返ろうにも、お腹あたりに腕を回されているため、身動きが取れない。
な、なにこれ。
いったい、なにが起こってるの!?
すぐそばに感じる体温に意識せずとも顔が熱くなる。
なんとか身をよじって腕から抜け出そうとするものの、力が強くて敵わない。
「なにしてんの?」
「へっ……!?」