同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

どうやら目を覚ましたらしい主の低い声が、耳元に響いた。


「あ、の、腕を離していただけないでしょうか?」


渾身の力を振りしぼって身をよじる。


「だめ」


それよりもさらに強い力が、わたしを閉じ込めた。


「綾乃は俺のだから」


「え、と、えと、あの」


その言葉の意味もだけれど、この状況についていけない。


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