同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
大丈夫だよ、まるでそう言っているかのような抱きしめ方。
視界の端に映るブロンドの髪、白いタキシード……。
千景、くん……?
ま、まさか。
その人は片腕でわたしを、もう片方の腕で男の子を抱えていた。
助けに来てくれたんだということがわかって抵抗をやめると、わたしたちの体を抱えたまま上へとのぼっていく。
そしてゆらゆらきらめく水面が見えてきた。
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