同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「綾乃ちゃんのご両親にも、近々アメリカまでご挨拶にうかがおうと思ってるの。ね、あなた」


「ああ。綾乃ちゃん、今後も千景を導いてやってくれ。どうやらあの子は、きみだけには心を許してるようだからね」


わたしの予想どおり千景くんのご両親はとても素晴らしい人で、千景くんを想う2人の大きな愛が伝わってきた。


「綾乃!」


「あ、千景くん」


廊下を猛ダッシュしながら、わたしたちの前までやってきた。


「うふふ、じゃああとは若い2人で楽しんでね」


「千景、ハメを外しすぎるなよ」


「綾乃ちゃん、またお家でゆっくりお話しましょうね」
お父さんとお母さんはにこやかに手を振って去っていった。


< 421 / 457 >

この作品をシェア

pagetop