同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「綾乃ちゃんのご両親にも、近々アメリカまでご挨拶にうかがおうと思ってるの。ね、あなた」
「ああ。綾乃ちゃん、今後も千景を導いてやってくれ。どうやらあの子は、きみだけには心を許してるようだからね」
わたしの予想どおり千景くんのご両親はとても素晴らしい人で、千景くんを想う2人の大きな愛が伝わってきた。
「綾乃!」
「あ、千景くん」
廊下を猛ダッシュしながら、わたしたちの前までやってきた。
「うふふ、じゃああとは若い2人で楽しんでね」
「千景、ハメを外しすぎるなよ」
「綾乃ちゃん、またお家でゆっくりお話しましょうね」
お父さんとお母さんはにこやかに手を振って去っていった。