同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「やばい、嬉しい……」
ブレスレットを高くかざして、喜びに打ちひしがれているであろう千景くん。
肩を震わせて、ほんとに嬉しそう。
そ、そこまで……?
「今までもらった中で1番。もったいなくて、つけられないよ」
「お、大げさだな」
「綾乃の手作りってだけで、もう……やばいっ。え、クッキーまで? もしかして、これも手作り?」
「う、うん……」
一応味見はしたけど千景くんのお口に合うかどうか。
千景くんはラッピングをほどいて袋の口を開けると、クッキーをひとつつまんで口へ入れた。