同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「金髪のすごくいい子」


「金髪? それって、男?」


どこか冷たさを含んだような視線に、不安になってくる。

もしかして金髪って聞いて、不良だと思われたのかな。


「女の子だよ。ロシア人とのハーフさんで、髪の色も地毛なんだって。すっごく美人なの。中身もいい子でね!」


「そっか」


わたしの言葉に千景くんはホッとしたように表情をゆるめる。


「ならよかった」

「?」


なにがよかったのかはわからないけれど、優しく微笑む千景くんを見て一安心。


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