同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
千景くんはわたしの体をゆっくりベッドにおろすと、丁寧に首元まで布団をかけてくれた。
そして枕元に座りながら、そっとわたしの頭を撫でてくれる。
「まだ怖い?」
「ううん、もう、大丈夫……千景くんが来てくれたから」
「綾乃はほんと、雷がだめだよね。小さいときから変わらないな」
「千景くんちのお庭で遊んでたら、雨が降ってきて雷が鳴ったこともあったね」
「綾乃はその時も今日みたいに震えてたよな」
「だってわたし、ほんと雷がダメで……」
その時も千景くんは、わたしを優しく抱きしめてくれたっけ。
もちろんその時は女の子だと思ってたから、ドキドキしたりはしなかったけど。
今は……。