同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「そんなところもかわいーね」
「も、もう……!」
「ははっ」
──ドキン。
周りが真っ暗なのも手伝って、ドキドキが大きくなり始める。
強引で、甘くて、優しくて。昨日と今日で、久しぶりに会った千景くんのことをいっぱい知った。
頭を撫でてくれる手があまりにも優しくて、気づくといつの間にか眠りに落ちていた。
「おやすみ、綾乃。ほんと、これからは覚悟しといてね?」
千景くんが妖しげにそう言ったのを、この時のわたしは知る由もない──。