同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「綾乃、顔色が悪いよ?」
「えと、あの、人に酔っちゃて……」
「あ、たしかに賑やかだよね。早いとこ教室に行こっか」
今まで華やかな世界で生きてきたであろう千景くんは、注目されることにも慣れっこで余裕がある。
これだけ女の子に騒がれているんだから、今までモテただろうな。
わたしに優しいくらいだから、きっと他の子にも優しいよね。
なぜだか、チクンと胸の奥が痛んだ。