トッキーチャックGOGO
自由の代償
私の話。
ハヅミは送別会に出ることにした。
そういう所謂飲み会に出るのは初めてだった。敢えて距離を置いていた。
お世話になったマエダさんの為、出なければと思ったのだ。
今は3月。半年前は、こんな日が来るとは思えなかった。
アルバイトは初めてだった。
焼き鳥系の居酒屋を選んだのは、活気があって賑やかな方が、色んな事を忘れられると思ったから。
マエダさんが手取り足取り教えてくれて、シイナがサポートしてくれた。社員のショウもよく面倒を見てくれた。
感謝。
大学に入ってからも、アルバイトは続けようと思っていた。
大学デビュー?髪も染めたいしネイルにも挑戦したい。最近のアルバイトでは、制限も少なくて多少の事なら許されている。
そんな事もあり、他の居酒屋に行くのは楽しみだった。
もちろん、お酒は飲みませんよ。
その居酒屋はシイナが選んだ場所だった。
活気がある方がいいと、自店に似た店を選んだようだった。
確かに活気が溢れていた。
同じテーブルに、アルバイトの仲間達が揃っているのはなんとも新鮮であり、頼もしくもあった。
そうして、宴が始まった。
最初の飲み物を注文して、グラスが運ばれてきた。
なんとも威勢のいい掛け声と共に。
そこで気がついたのだ。
ハヅミは送別会に出ることにした。
そういう所謂飲み会に出るのは初めてだった。敢えて距離を置いていた。
お世話になったマエダさんの為、出なければと思ったのだ。
今は3月。半年前は、こんな日が来るとは思えなかった。
アルバイトは初めてだった。
焼き鳥系の居酒屋を選んだのは、活気があって賑やかな方が、色んな事を忘れられると思ったから。
マエダさんが手取り足取り教えてくれて、シイナがサポートしてくれた。社員のショウもよく面倒を見てくれた。
感謝。
大学に入ってからも、アルバイトは続けようと思っていた。
大学デビュー?髪も染めたいしネイルにも挑戦したい。最近のアルバイトでは、制限も少なくて多少の事なら許されている。
そんな事もあり、他の居酒屋に行くのは楽しみだった。
もちろん、お酒は飲みませんよ。
その居酒屋はシイナが選んだ場所だった。
活気がある方がいいと、自店に似た店を選んだようだった。
確かに活気が溢れていた。
同じテーブルに、アルバイトの仲間達が揃っているのはなんとも新鮮であり、頼もしくもあった。
そうして、宴が始まった。
最初の飲み物を注文して、グラスが運ばれてきた。
なんとも威勢のいい掛け声と共に。
そこで気がついたのだ。