トッキーチャックGOGO
威風堂々
林田を救えなかった事から、ハヅミを守ると決めた。
ハヅミの回りを調べて情報も得ていた。
しかし、こんな強行手段で出るとは思わなかった。ハヅミの両親に話を聞いて、敵のアジトになりそうな場所や手がかりになりそな事を聞いた。
両親は不審そうな顔をしていたが、林田の名前や話、ハヅミの事などを知っている事から信用してもらい、情報を得た。

トッキーチャックに招集をかけた。


大体だが、アジトがありそうな街に目星をつけて捜す。
ショウはパソコンによって情報を集めた。
シイナは彼独自のネットワーク、オタク達に連絡をとり、足取りを追った。
ヒメは、何やらLINEやTwitterで連絡していた。
私は人脈を駆使して動いてていた。

そうして、首謀者と思しき男の存在と場所
を特定したのだった。

私の車で現場へ向かう。
小さめのSUV。助手席にヒメ、後部座席にショウとシイナ。一同無言だった。

現場へ着くと、その回りの道路を周回し状況を掴む。取り壊しの決まっている雑居ビルである。1本向こうの路地裏に車を停めると、それぞれのコスチュームで降りた。
黒々のグロム。
ダボっとしたミスタードウギ。
燕脂ボンデージのヒメ。

闘いの始まりだ。















< 27 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop