僕だけが独り占めしたい。
◇ あまい空間
気づけばもう夏で、セーラー服とスカート、窓から差し込んでくる光だけで暑いのに、さらに暑くなる行為を目の前の彼はしている。
「あー、暑い」
そう言いながら、海翔くんはわたしの膝の上に寝て、わたしの背中に手を回す。
「……ひいっ!?」
「そーいえば、芙結ちゃんお腹弱いんだった」
弱いってわかってるのに、躊躇なくわたしのお腹に顔を押しつけてくる彼氏の海翔くんは甘えたがりで無気力で、暑くても寒くてもいつもわたしにくっついている。
「芙結ちゃん、ちょっと太った?」
「へっ!?」
「抱きついたとき太くなったのわかるよ」
イジワルで、不躾な言葉をぶつけてくるけど、可愛いから許してしまっている。
「あー、暑い」
そう言いながら、海翔くんはわたしの膝の上に寝て、わたしの背中に手を回す。
「……ひいっ!?」
「そーいえば、芙結ちゃんお腹弱いんだった」
弱いってわかってるのに、躊躇なくわたしのお腹に顔を押しつけてくる彼氏の海翔くんは甘えたがりで無気力で、暑くても寒くてもいつもわたしにくっついている。
「芙結ちゃん、ちょっと太った?」
「へっ!?」
「抱きついたとき太くなったのわかるよ」
イジワルで、不躾な言葉をぶつけてくるけど、可愛いから許してしまっている。
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