僕だけが独り占めしたい。
「うーん、内容にもよるよ」
「へぇいいんだー」
都合のいい部分だけとらないで、と思ったけど、さっきの顔とは違ってうれしそうにしているからいいやと思った。
わたしは結局いつもいつも彼には甘くて、付き合ってからずっと甘やかしてしまっているような気がする。
「あ、でも明日はちゃんと話しなきゃ」
「え、まさかあいつと?」
「うん、だって今日のは申し訳ないでしょ?」
「ぜんぜん」
学校内なのに、見つかったら注意くらいはされるのに、わたしの体にぎゅっとくっついてくる。
たぶん行かないで、ということなんだと思うし、嫉妬してくれるのはとってもうれしいことだけど、わたしの意思は変わらない。
「お礼はちゃんと言うよ?でも大丈夫。わたしは海翔くんしか見てないよほんとに!!」
「へぇいいんだー」
都合のいい部分だけとらないで、と思ったけど、さっきの顔とは違ってうれしそうにしているからいいやと思った。
わたしは結局いつもいつも彼には甘くて、付き合ってからずっと甘やかしてしまっているような気がする。
「あ、でも明日はちゃんと話しなきゃ」
「え、まさかあいつと?」
「うん、だって今日のは申し訳ないでしょ?」
「ぜんぜん」
学校内なのに、見つかったら注意くらいはされるのに、わたしの体にぎゅっとくっついてくる。
たぶん行かないで、ということなんだと思うし、嫉妬してくれるのはとってもうれしいことだけど、わたしの意思は変わらない。
「お礼はちゃんと言うよ?でも大丈夫。わたしは海翔くんしか見てないよほんとに!!」