死神さん、お願いです!




奈菜「ふぅ……。」
私はお風呂から上がり、髪の毛を拭いた

ショートだからすぐ乾く









カール「………。」
カールは食卓でノートを広げていた









奈菜「……何してんの?」









カール「死神学。」
カールは羽付きのペンを使い書いている









奈菜「お取り込み中悪いんやけど、私明日から修学旅行だから早く寝るしね。カールは私の布団使っていいよ。」
私はソファに布団を用意し始めた









カール「いや、俺がソファに寝る。」









奈菜「いやぁ……私は結構どこでも寝れるから……。」
私はソファ布団に入って転が……









奈菜「痛っ!?」
カールがソファに座っていた







今、私はカールの膝の上に寝ている

あれ、さっきまで食卓で……








奈菜「お………え??」
私は飛び起きた









カール「死神は人間が弱っているところを狙いやすいんだ。……そうだから体力はつけておけ。さぁ、ベットへ。」
カールは真剣な目で言った








カール「……なんちゃって?そう、本に書いてあったから布団で寝て?俺 未熟だから、先輩死神がお前の命取っちゃうかもしれんしね!」








奈菜「………う、うん。了解しました。」
私は部屋へと向かった





あんなオロオロしてたカールが

少し真面目な感じになったからって

ギャップ萌えしたとか

………死んでも言わない!!




あれ……そろそろ死ぬやん私!??

死んだら言わないといけない……?



あああ 何も考えません!!













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