死神さん、お願いです!

バス





野乃葉「無事バスに還ってまいりました!!」









大翔「それ最近のドラマかよ。」



ドラマで戦争の話をやっているのだ










野乃葉「いやぁこの道のりは私にとったら死ぬか生きるかの問題やで?」








大翔「いや、救世主の奈菜がおるやん。」








野乃葉「なんか、無人島に持っていきたい必需品ってかんじ。」







奈菜「おい、物にするなよ!」
私は野乃葉をしばいた







加藤「おい!おーい!あと、3班、6班が帰ってきたらそれぞれ男女別のペンション向かうからな!」








みんな「はーい。」








私らは席に座った

この4人は
窓| 山田君 大翔 |通路| 野乃葉 私 |窓
で、座っている









野乃葉「なぁ、大翔。夜に会えへんの嫌やなぁ?」







大翔「………。」
大翔は野乃葉を睨んだ







野乃葉「怖い怖い。」







大翔「俺らは……距離が離れてよーと、心が繋がってんだよ!」








野乃葉「………ちょっと無理それ。」

奈菜「………。」








大翔「なんやねん。じゃあ話するなや!奈菜もなんか言ってくれよ!」








奈菜「………。」
私は大翔に紙袋を差し出した







大翔「………あっ!」
大翔は私を見つめた







野乃葉「おいそこ。見つめ合うなぁぁあ!」
野乃葉は私と大翔の
目が合わないように手を入れてきた







大翔「これ………俺が……その。」







奈菜「おばさんに頼まれてたでしょ?なのにあなたはみやげ屋さんに行かなくてさ。」

私が渡した袋には動物クッキーが入っている










大翔「やっぱり………心が繋がってる〜!」
大翔は紙袋を抱きしめた









野乃葉「やっぱし私はここに座らなきゃ良かった!」









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