死神さん、お願いです!
私は近づいた
奈菜「カール?」
私はゆっくりと歩く
カールもゆっくり歩いてくる
……!?
カール……じゃない?
奈菜「が……骸骨っ!?」
私は腰が抜けて倒れてしまった
そこに居たのは
黒色の服を着た骸骨
背中には翼のようなものが生えていて
鎌を持っている
この世のものじゃない匂いがした
奈菜「…………!」
骸骨は私の目の前で倒れた
サ─────
骸骨の翼の羽が風にあおられてとんでいった
人がいた
奈菜「カールなの?」
私は近づいた
そして、顔を見た