死神さん、お願いです!
カール「だから俺は死神で……お前の死ぬ日を知ってるんだ。」
奈菜「まさか、命取りに来たんでしょ!?」
私はカールから離れた
カール「違うとも言えないが。下見?」
カールは首を傾げた
奈菜「………あなたは不審者や。」
私は再び電話に手をかけた
カール「NO!死神は普通の人には見えないんだ!電話しても無駄!」
え、私は……見えてますけど?
カール「奈菜だけは……なぜか見えちゃってて。俺も困惑してる。」
あれ、まてよ。私名前 言ったっけ?
カール「………名前は調べてるから知ってる。」
奈菜「待て待てい。さっきから私、話してないんだけど?」
カール「あっ…………。」
カールは下を向いた
なんやこれ
なんやこれ!?
奈菜「ちょっと、落ち着かして…………落ち着くのは得意なんで。」