死神さん、お願いです!
夜ご飯
なんなの……
ドキドキしちゃった……
何されちゃうんだろうとか考えちゃった
熱大丈夫かな
ちゃんと寝てるかな?
ご飯食べれたかな?
大翔「奈菜?」
私は大翔とご飯を食べていた
ステーキである
奈菜「え?」
大翔「気が……違うところにいってると思って。」
奈菜「あぁ……考え事が。」
ちゃんと世話をしたあげないと
慣れない人間界に留めてしまったのは私
私の責任よね
奈菜「あ……あのさ。」
大翔「なに?」
奈菜「足が痛くてね……星見に行くのやめてもいい?」
大翔「痛むのか。」
奈菜「うん。」
ゴメン大翔……
私は今
守ってあげなきゃいけない……
守ってあげたい人がいるの…!
大翔「わかった。……ホテルの部屋でも綺麗に見えたよ。すごい綺麗だったから見てな。」
奈菜「うん。ゴメンね。」