死神さん、お願いです!
野乃葉「酷いわ!!」
部屋中を走り回ってる野乃葉
奈菜「時計を見てなくて……。」
私はソファに足を抱えて座っている
カールも私の横で同じ格好だ
野乃葉「こんなに寝坊してー!寝癖もあるし!奈菜直して〜!」
寝癖……いつもついてんじゃん
奈菜「いつもついてるのになんでー?アイロン出すのめんどくさいんだけど。」
野乃葉「ええから!」
いや、私が良くない!
カール「だしてやれば?」
なんで?
カール「なんか………恋してるような。甘酸っぱい感じを読み取れる。あの子から。」
奈菜「恋!?」
野乃葉「はぁ!?」
奈菜「あ……。」
私は口に手を当てた
カール「馬鹿だろ……。」
カールは顔をおさえた
野乃葉「私………言ったっけ?」
私は首を横に振った
野乃葉「私………昨日告られたんよ。昨日。」
えー!
あの野乃葉が!?
男に興味なかったのに!?
野乃葉「それで付き合うことにしたの。」
野乃葉「そやから、髪お願いね!」
野乃葉はまた走り出した
野乃葉がかぁ〜!
応援するよ!!