死神さん、お願いです!
夜
頭がパニックってこともない
意外とこういうのに憧れてた、魔法使い系?
だけど この死神さんは
頼りなさそうで
想像してたやつとは違うけど
私の命をとるのを
なぜかしら遅らしてくれるみたいなので
頼ってみようと思う
奈菜「ご馳走様。」
カール「ご馳走様……。」
奈菜「まさか、死神が人間界のご飯を食べれるとは。」
カール「俺も驚いてる。こんなん初めてだから。」
奈菜「そだった そだった。」
私は皿を洗い始めた
カール「……親は?」
奈菜「お母さんは仕事、看護師。今日は夕方から夜までの勤務。お父さんはいない。」
カール「そう……なんだ。」
奈菜「あ、そういう反応しないで。お父さんいないから不幸ってことないから。」
私は皿を洗う
カール「美味しかったです。」
奈菜「お口にあって良かった。まぁ、お母さんの作り置きだけどね。」
私は笑った