死神さん、お願いです!
部屋
作戦を実行する
私は部屋のドアを開けた
部屋には誰もいない
奈菜「カール………?」
あれ、いない
奈菜「カール………?」
カール「ここだよ。」
カールはベランダに出ていた
タバコのようなものを吸っていた
奈菜「タバコ………らしくないね。」
私はベランダへと出た
カール「気を落ち着かせてるんだよ………。」
カールはベランダから海を眺めている
奈菜「………ご飯。」
私はカールに渡した
カール「……ありがとう。」
カールは受け取った
奈菜「…………約束は?昼の。」
カール「………。」
カールはタバコを吸い終わった
カール「俺には………無理だ。」
奈菜「言うと思った。もう諦めとるけど。」
カール「………。」
カールは煙をだし終えた
奈菜「あのさー。これから大翔と会うんだけど……今日お昼に買ったイヤリングが上手くはめられないの。だからはめてくれない?」
私は右耳を指した
カール「え……大丈夫だと思うけど。」
カールは私の右耳を触った
奈菜「違和感があるの……見て?」
私はカールに近寄った
カール「え……?」
カールも私に近づいた
今だ
これでっ………!
私はカールにキスをした