死神さん、お願いです!
奈菜「あ……あの。」
カール「何?」
奈菜「さっきから………す、好きなやつの命を取るのだけはとか……言ってはりますけど……。」
カール「………っ!」
奈菜「その件については………私はどう受け止めたら良いでしょうか?」
カール「そ……それはですね。」
カールは空を向いた
奈菜「私、期待させられちゃったんですけど!!」
私はカールを横目で見た
カール「いやっ………そのですね……!」
カールはオロオロしだした
奈菜「この責任は!………私、彼氏がいながら、こういう想いを持ってしまったことを…………後悔しており……!」
カール「後かっ………!」
奈菜「嘘嘘、後悔はしとらん。けど………。」
奈菜「なんか、このウズウズする気持ちが湧き上がってきて……」
カール「ちょっ!!?」
私はカールの頬にキスをした
奈菜「私を………こう思わしたカールよ。責任取りなさいよ!!」
シュ──────
奈菜「シュー??」
私はカールを見た
カール「なっ何してんだよ!また魂を取られたいのか!?」
アレ?
カール?
若返ってない?
カール「はっ………?」
カールは手を見た
奈菜「服がダボダボ〜!!」
カール「あらっ………。」
カールは杖を振り上げた