忘れ人

グサグサグサ・・・

体中に痛いほど突き刺さる視線に内心冷や汗をかきながら、ついてきて、と言う金森についていく。

何の用事だろう?

なんて思うほど私は鈍感じゃない。

心当たりならばっちりある。

まさか直接会いに来るなんて予想してなかったけど。



だって、私は・・・



「生徒会入りの件なら、はっきりとお断りしたはずです。」



生徒会、別名忘れ人の会に入る条件を満たしているのだから。


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