私のご主人様~ifストーリー~
「森末、奏多、心結。改めて琴葉の護衛を頼む」
「もちろんです」
「今更、他の奴に譲りませんよ」
「ありがとうございます!!」
季龍さんからの言葉に、嬉しい言葉を返してくれる。
3人に改めて頭を下げると、改まって挨拶を返してくれた。
時間が進むごとにお酒もすすむ。だんだんとどんちゃん騒ぎになっていく大広間は、既に本来の目的も分からなくなっていく。
この騒ぎにお父さんも顔を出して、呆れた顔をしていた。
「ったく、今日くらい2人にさせてやれっつったのに」
そんな言葉をボソッと吐いていた。話も早々に切り上げてくれたのはお父さんなりの気遣いだったらしい。
ただ、こうなっては意味がないとお父さんも一緒に杯を傾けた。