私のご主人様~ifストーリー~
来週にはみなさんを呼べるかな…?
家財の一式を注文できそうな状況になったものの、注文からの搬入の目安は分からない。
とりあえず、平沢さんに報告して、注文かけなきゃ…。
電話を取りに行こうと振り返り様に誰かにぶつかってしまう。
「っあ、すみませんお嬢。怪我はありませんか?」
「大丈夫。こっちこそごめんなさい、奏多さん」
「はい、さん付けアウト」
「あ…」
くすりと笑う奏多さんにつられて笑みをこぼす。
荒れ放題の屋敷に先入りしたのは私。
そして平沢さんから正式に私の護衛兼、お世話係に任命された奏多さんと森末さん。
ついでに信洋さんも少し遅れて合流した。
そして、4人で生活する中で平沢さんに示された課題は、上下関係を正した振る舞いをすること。