お兄ちゃんの友達と、秘密のキス。
七瀬さんはフッと微笑んで私と一瞬だけ目を合わせると、すぐにお兄ちゃんのほうに視線を戻す。
するとお兄ちゃんが今度は七瀬さんの肩に手をまわして。
「ってなわけで美影、レポート一緒にやんね? つーか助けて」
「お前、それが理由だろ。まだ終わってねーのかよ」
「頼むわ~。美影だけが頼りなんだよ~」
「調子いいな」
そんなやり取りを見て思わずクスッと笑ってしまいそうになる。
お兄ちゃんったら、相変わらず甘え上手というか他力本願というか。
でもお兄ちゃんがうちに友達を泊めるなんて久しぶりかも。
それに、七瀬さんのことは男なのに全然警戒してないみたいで意外だなぁ。
するとお兄ちゃんが今度は七瀬さんの肩に手をまわして。
「ってなわけで美影、レポート一緒にやんね? つーか助けて」
「お前、それが理由だろ。まだ終わってねーのかよ」
「頼むわ~。美影だけが頼りなんだよ~」
「調子いいな」
そんなやり取りを見て思わずクスッと笑ってしまいそうになる。
お兄ちゃんったら、相変わらず甘え上手というか他力本願というか。
でもお兄ちゃんがうちに友達を泊めるなんて久しぶりかも。
それに、七瀬さんのことは男なのに全然警戒してないみたいで意外だなぁ。