お兄ちゃんの友達と、秘密のキス。
その後、お兄ちゃんと七瀬さんは一緒にレポートの課題をするため二階のお兄ちゃんの部屋に行ってしまったので、私は一人リビングで宿題をしていた。
もくもくと数学の問題集を解いていく。
お母さんは今出かけているみたいで、リビングには誰もいないから、とても静か。
だけど途中分からない問題が出てきて、思わず手が止まってしまって。
どうしよう。あと一問なのに……。
こういう時、どうやって解けばいいんだっけ。
教科書や授業のノートを見返したりしながら、うーんと考える。
そしたらその時、誰かが階段を下りる足音が聞こえてきて。
誰だろう。お兄ちゃんかな?
なんて思っていたら、突然後ろから声をかけられた。
「宿題やってんだ?」
その声にドキッとして振り返ると、そこにはさっきまでと違い、眼鏡をかけた七瀬さんの姿が。
「あ、七瀬さんっ」
あれ? 七瀬さんって眼鏡なんてしてたっけ?
というか、お兄ちゃんじゃなくて、七瀬さん一人で降りてきたんだ。
眼鏡もすごく似合ってるなぁ……。
「もしかしてそこ、わかんないの?」
すると七瀬さんが私が問題を解けなくて苦戦していることに気が付いたらしく、すぐ隣にしゃがみこんできた。
横からじっとノートを覗き込まれて、またドキッと心臓が跳ねる。
もくもくと数学の問題集を解いていく。
お母さんは今出かけているみたいで、リビングには誰もいないから、とても静か。
だけど途中分からない問題が出てきて、思わず手が止まってしまって。
どうしよう。あと一問なのに……。
こういう時、どうやって解けばいいんだっけ。
教科書や授業のノートを見返したりしながら、うーんと考える。
そしたらその時、誰かが階段を下りる足音が聞こえてきて。
誰だろう。お兄ちゃんかな?
なんて思っていたら、突然後ろから声をかけられた。
「宿題やってんだ?」
その声にドキッとして振り返ると、そこにはさっきまでと違い、眼鏡をかけた七瀬さんの姿が。
「あ、七瀬さんっ」
あれ? 七瀬さんって眼鏡なんてしてたっけ?
というか、お兄ちゃんじゃなくて、七瀬さん一人で降りてきたんだ。
眼鏡もすごく似合ってるなぁ……。
「もしかしてそこ、わかんないの?」
すると七瀬さんが私が問題を解けなくて苦戦していることに気が付いたらしく、すぐ隣にしゃがみこんできた。
横からじっとノートを覗き込まれて、またドキッと心臓が跳ねる。