お兄ちゃんの友達と、秘密のキス。
「では最初幹事の俺からね! 来栖頼人(くるす らいと)、明応学院の二年、中学では剣道やってました! 趣味はサッカー観戦、よろしくねっ」
「はい、次は俺。大橋良一(おおはし りょういち)、同じく明応学院の二年、中学高校バスケ部入ってまーす。最近音ゲーにハマってるんで、話合う人いたらぜひ」
男の子たちが次々と自己紹介していくのを、黙って聞いていく。
たしかにノンちゃんが今回のメンバーはイケメン揃いでみんな頭もいいって言ってたけど、確かにカッコいいし育ちがよさそうな男の子ばっかりだ。
でも、今まであまり男の子と関わらずに過ごしてきたせいか、急にこんなふうに顔を合わせても、緊張してどうしていいかわからない。
それに、自己紹介なんて、何を話せば……。
「はい、それじゃ次はえっと、桜庭さんだっけかな? 自己紹介よろしく!」
しかしながら迷っているうちに、あっという間に自分の番が来てしまった。
幹事の来栖くんに指名され、その場に立ち上がる。
「え、えっと……」
「はい、次は俺。大橋良一(おおはし りょういち)、同じく明応学院の二年、中学高校バスケ部入ってまーす。最近音ゲーにハマってるんで、話合う人いたらぜひ」
男の子たちが次々と自己紹介していくのを、黙って聞いていく。
たしかにノンちゃんが今回のメンバーはイケメン揃いでみんな頭もいいって言ってたけど、確かにカッコいいし育ちがよさそうな男の子ばっかりだ。
でも、今まであまり男の子と関わらずに過ごしてきたせいか、急にこんなふうに顔を合わせても、緊張してどうしていいかわからない。
それに、自己紹介なんて、何を話せば……。
「はい、それじゃ次はえっと、桜庭さんだっけかな? 自己紹介よろしく!」
しかしながら迷っているうちに、あっという間に自分の番が来てしまった。
幹事の来栖くんに指名され、その場に立ち上がる。
「え、えっと……」