お兄ちゃんの友達と、秘密のキス。
うぅ、どうしよう。緊張して頭真っ白になりそう。
「椎奈、ガンバレ」
隣に座るノンちゃんが小さな声でエールを送ってくれる。
「と、東明学園二年の桜庭椎奈といいます。えっと、中学では吹奏楽部に入っていました。しゅ、趣味は……映画を見ること、です。よろしくお願いします」
噛み噛みだったけど、何とか言い切った。
でも恥ずかしくて顔が真っ赤になってる。
「おぉーっ!」
「可愛い~っ!」
パチパチとみんなの拍手の音が聞こえる中、ホッとして席に座につく。
するとまた、みんながワイワイ仲良く話し始めた。
「え、なんか今回の合コン、レベル高くね?」
「いやー、マジみんな可愛いくてビビったわ」
「そんなことないって~。男子のほうがレベル高いよ。みんなイケメンだし、こんなおしゃれなお店予約しておいてくれるなんてさすが明応男子って感じ」
「あー、これは頼人セレクトだから」
「頼人くん、センスあるー!」
「椎奈、ガンバレ」
隣に座るノンちゃんが小さな声でエールを送ってくれる。
「と、東明学園二年の桜庭椎奈といいます。えっと、中学では吹奏楽部に入っていました。しゅ、趣味は……映画を見ること、です。よろしくお願いします」
噛み噛みだったけど、何とか言い切った。
でも恥ずかしくて顔が真っ赤になってる。
「おぉーっ!」
「可愛い~っ!」
パチパチとみんなの拍手の音が聞こえる中、ホッとして席に座につく。
するとまた、みんながワイワイ仲良く話し始めた。
「え、なんか今回の合コン、レベル高くね?」
「いやー、マジみんな可愛いくてビビったわ」
「そんなことないって~。男子のほうがレベル高いよ。みんなイケメンだし、こんなおしゃれなお店予約しておいてくれるなんてさすが明応男子って感じ」
「あー、これは頼人セレクトだから」
「頼人くん、センスあるー!」