普通の幸せ
恋愛(純愛)
0
をみたにえん/著
- 作品番号
- 1596998
- 最終更新
- 2020/04/06
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 0
- いいね数
- 0
皆さんは人を好きになったことはありますか?
女性は男性を、男性は女性を好きになり
恋人から、夫婦に、やがて新しい命を育むことができる
なんて幸運なことだろう
そんな人たち、普通の人たちが
僕は羨ましくてしょうがない
キーンコーンカーンコーン
ざわつく教室
「翼!」
「何?」
授業終わりのチャイムのあと、前のドア開け、勢いよくこっちに向かってきた男は
隣のクラスで家が隣で幼なじみの大地だ。
そして大地は
僕の好きな人だ。
でも、好きだからと言って本人に伝える気は無い
幼なじみというポジションで大地の近くにいられるだけでも幸運だ
一生このままでいいと思ってる
「今日、翼の家行ってもいい?今エアコン壊れてて暑くてゲームに集中出来ないんだ」
「別にいいけど、ゲームじゃなくて勉強しとけよ笑」
「マジで!ありがとう!
俺にとってはゲームも勉強なのー」
「あっそ」
「じゃあまた放課後な、翼ばいばーい」
相変わらず元気の良い奴
大地が家に来るの久々だな…フフっ楽しみだ
そして放課後…
「じゃあなー翼」モブ男
「おー」
それにしても大地遅いな
「しゃーないから、迎えに行くかー」
こーゆー時に隣のクラスって楽だな
そう思って隣のクラスに向かった
隣のクラスにも人は少し残ってたけど大地はいなかった
「なぁ、大地知らない?」
と、大地と僕の共通の友達の旭陽に聞いた
「ちょっと前に女の子に呼ばれてたぞー
俺が見るにありゃ告白だな笑、女の子めっちゃ緊張してたし」
「え、あ、そっか、ありがとう旭陽」
「ん、いいよ」
僕は教室を出てトボトボと歩きだした
そーだよな、大地だって告白の一つや二つされるよな
そんでいつか彼女が出来て、関わりが少しずつなくなっていくんだろうな
嫌だな…
って!!僕は何考えてるんだ
大地の幸せを一番に思うなら応援しなきゃだろ!
危ない危ない
こうして考えてるうちに下駄箱まで来てしまった
今日は先に帰ろう
そう思った時
「私、大地くんのこと好きなの
もし良かったら付き合ってくれませんか」
と、ひとつ挟んで隣の下駄箱の方から聞こえてきた
女性は男性を、男性は女性を好きになり
恋人から、夫婦に、やがて新しい命を育むことができる
なんて幸運なことだろう
そんな人たち、普通の人たちが
僕は羨ましくてしょうがない
キーンコーンカーンコーン
ざわつく教室
「翼!」
「何?」
授業終わりのチャイムのあと、前のドア開け、勢いよくこっちに向かってきた男は
隣のクラスで家が隣で幼なじみの大地だ。
そして大地は
僕の好きな人だ。
でも、好きだからと言って本人に伝える気は無い
幼なじみというポジションで大地の近くにいられるだけでも幸運だ
一生このままでいいと思ってる
「今日、翼の家行ってもいい?今エアコン壊れてて暑くてゲームに集中出来ないんだ」
「別にいいけど、ゲームじゃなくて勉強しとけよ笑」
「マジで!ありがとう!
俺にとってはゲームも勉強なのー」
「あっそ」
「じゃあまた放課後な、翼ばいばーい」
相変わらず元気の良い奴
大地が家に来るの久々だな…フフっ楽しみだ
そして放課後…
「じゃあなー翼」モブ男
「おー」
それにしても大地遅いな
「しゃーないから、迎えに行くかー」
こーゆー時に隣のクラスって楽だな
そう思って隣のクラスに向かった
隣のクラスにも人は少し残ってたけど大地はいなかった
「なぁ、大地知らない?」
と、大地と僕の共通の友達の旭陽に聞いた
「ちょっと前に女の子に呼ばれてたぞー
俺が見るにありゃ告白だな笑、女の子めっちゃ緊張してたし」
「え、あ、そっか、ありがとう旭陽」
「ん、いいよ」
僕は教室を出てトボトボと歩きだした
そーだよな、大地だって告白の一つや二つされるよな
そんでいつか彼女が出来て、関わりが少しずつなくなっていくんだろうな
嫌だな…
って!!僕は何考えてるんだ
大地の幸せを一番に思うなら応援しなきゃだろ!
危ない危ない
こうして考えてるうちに下駄箱まで来てしまった
今日は先に帰ろう
そう思った時
「私、大地くんのこと好きなの
もし良かったら付き合ってくれませんか」
と、ひとつ挟んで隣の下駄箱の方から聞こえてきた
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