純白の華は闇色に染まる
さぁ染まろう


《さぁ染まろう》

あれから私たちは、特に何にもなく

学校へ通い、倉庫へ行き

そういう日々を繰り返していた。

「あっつーい」

恭弥が言った。

確かに。うん。サウナだ

あつい

暑すぎる

それにしてもここクーラーは

ないのか。
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