純白の華は闇色に染まる


「あ、ありがとう、じゃあこれにする!」

「あぁ、それかせ」

「え?」

それだけ言って遥はレジへと進む

素早く会計を済ませ

私に袋を渡した

「あ、いくらだった?」

「金はいらねぇ。その代わり手を繋げ」

「え、うん!ありがとう」

私は満面の笑みで答えた
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