純白の華は闇色に染まる


sideにな

想像以上だった

月夜も信じることをやめていた

「そうだったんだ。
 私も人を信じないでも、

 前を向いて歩いてみない?」

「え?」

「後ろを向けば嫌な思い出。

 下を見れば誰もいない。

 でも前を向いたら?

 誰かいるかもしれない。

 だから一緒に前を向いて

 歩こうよ。」
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