純白の華は闇色に染まる


教室に入ってくるなり

私を凝視する獄蘭

「や、やだになちゃん、、
 なんでまだいるの?やだよぉぉぉぉ」

「お、おい!なんでいるんだよ!
 お前はいらないんだ!」

ズキッ、やめて、やめて、やめて
いらないなんて言わないで

私は頭を抱え座り込んだ

こんな事したら余計なんか言われる

「ふっ、演技か
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