純白の華は闇色に染まる


だから私は思いっきり抱きつこうと

月夜の胸へと走った

ポスっと、抱きしめられたと思ったら

香るのはシトラスの香りだった。

遥「お前の居場所はここだろ?」

遥は笑って、私を安心させるような

優しい瞳で言った。

あぁなんでこの人は

私を安心で包んでくれるんだろう
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