純白の華は闇色に染まる

どーでもいいが、早く消えろ」

冷たい目で見下ろしてくる私の元彼

私の大好きだった人

どうしてそんなに冷たいの

目に色がないの

この人は 東砅 あずまれい

獄蘭の総長

そして、私をどん底に落とした人

いらない

その一言が私の心を閉ざした。

私は耐えられなくなり

空き教室へと向かった

ここは落ち着く

人が来なくて唯一の私の居場所
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