純白の華は闇色に染まる


side遥

俺には家族がいた。

母さん 父さん そして兄貴



ねぇ母さん。いつかな
俺らが笑って食卓を囲んだ日は。

俺が小学四年生の時。学校に電話があった。

兄貴とは二つ離れてるため

まだお互い小学生だった
< 86 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop