純白の華は闇色に染まる


日に日に俺は感情を取り戻していき

母さんを慰める日が続いた。

毎日毎日なく母さんをおれは

ただただ抱きしめた。

だが、そのたびに母さんが

怪しく口角を上げ、笑っていたことなんて

知らずに
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