純白の華は闇色に染まる


母さんに言われたんだよ。

「あんたなんで生まれてきたのよ!」

俺は答えた。感情のない声で

「少なくとも、あんたを喜ばすために生まれてきたんじゃない」

と俺は言った。

そのあとは覚えていない

これが俺の過去。
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