【女の事件】とし子の悲劇・2~ソドムの花嫁
第23話
じゅんきが妹のあいこちゃんをレイプしていたことが原因で、家族関係は壊滅的なダメージをこうむった。
アタシは、ボストンバッグに着替えとメイク道具を詰め込んで、赤茶色のバッグにはさいふとスマホと貴重品を入れて、荷造りを済ませた後、家出した。
こんなことになるのだったら…
再婚なんかするのじゃなかった…
アタシは、心身ともにズタズタに傷ついた。
ダンナは、息子をズタズタに傷つけた容疑者がにくいと怒っていた。
あいこちゃんは、じゅんきから犯されて心身ともにズタズタに傷ついていたので、短大に行ける状況ではない。
そんな中であった。
武方さんがあわてた表情で、じゅんきが入院をしている丸亀市内の救急病院にやって来た。
アタシとダンナが、ドカバキの大ゲンカをしてアタシが家出したことを聞いた武方さんは、オタオタした様子でダンナに何があったのかを聞いてみた。
この時、あいこちゃんが泣きながら武方さんにじゅんきからシツヨウに犯されていたことを打ち明けた。
あいこちゃんから聞いた話を聞いた武方さんは、ダンナに対して『あんたらは一体何を考えているのだ!!きょうだいでえげつないことをしていたのはいつ頃からだ!?』と思い切り怒鳴りつけた。
この時であった。
じゅんきが収容されているICUの入り口にきつね顔の女がいた。
女は、握りこぶしをギュウと握りしめながらブルブルと震えていた。
ICUの外にいたきつね顔の女は、あいこちゃんの実母であった。
あいこちゃんの実母は、アタシの前に再婚をしていた女であった。
あいこちゃんの実母は、ダンナとひどいもめごとを起こした末に、ダンナから一方的に追い出されて、離婚届けを書かされたのと同時に、あいこちゃんの親権を強奪されたので、ズタズタに傷ついていた。
武方さんからどぎつい言葉を言われたこともわだかまっていたので、あいこちゃんの実母はダンナとじゅんきと武方さんに激しいウラミを抱いていた。
その日の夜のことであった。
ところ変わって、高松市天神前通りにあるローソンにて…
武方さんは、バイト中のアタシに会いに来た。
アタシは、駐車場のゴミ箱の整理と水洗いのそうじをしていた。
武方さんは『もう一度家族で話し合ってくれないか…』とアタシに提示したけど、アタシはイヤと断ってから武方さんに言い返した。
「今回の一件は、じゅんきがあいこちゃんを犯していたいたことをダンナが見過ごしていたことが原因なのよ!!アタシは虫ケラ野郎どもを一生うらみ通すから…アタシは今バイト中だから帰ってよ!!」
「とし子さん、このままでは帰ることができないのだよ…じゅんきくんが通り魔事件の被害に遭ったので、ダンナさんはケーサツに対して怒りを強めているのだよ…とし子さん…この通り…」
「この通りって…あんたはアタシに何をお願いをしているのよ!?アタシにどうしてほしのよ!?」
「どうしてほしいって、ダンナとお子さまのそばにいてほしい…」
「断固拒否するわよ!!今回の原因は虫ケラ野郎に全部あるのよ!!虫ケラ野郎がクソバカだから、じゅんきがレイプ魔になったのよ!!虫ケラ野郎はレイプ魔の息子をかばい続けているから、なお許さないわよ!!あの家は、家族ぐるみでレイプ魔をかくまっているわよ!!」
「とし子さん、それは誤解だよぉ~」
「ゴカイもトーカイもないわよ!!アタシは再婚したくないと言うたのに、どうしてゴリ押しで再婚をすすめたのよ!?アタシ、思い切りキレているのよ!!」
「悪かったよぉ…」
「何なのよそのあやまり方は!!もう許さないわよ!!アタシは、結婚以外の生き方を選んでやり直そうとしていたのよ!!それをあんたが結婚して子供を産むことが幸せだと言うたから仕方なく再婚したのよ!!へらみずとアタシの話を聞きなさいよ!!ダンソンジョヒ魔!!」
「あやまるよぉ…とし子さん生き方を変更してくれと頼んだことはあやまるよぉ…1年前のあの夏の日に、とし子さんお父さまが救急車の中で私に『とし子の花嫁姿が見たい…』といいつづけていたからつい…」
「ようは、アタシの父がアタシの花嫁姿が見たいことにこだわっていたからでしょ!!アタシは三原の実家のあやつり人形なんかじゃないわよ!!なんとか言いなさいよダンソンジョヒ魔!!」
「とし子さん、とし子さんのお父さまは娘の花嫁姿を見る日だけしか楽しみがなかったのだよ…職場と家庭の往復だけの暮らしで、家族のためにせっせと働いていたのだよ…」
アタシは、ああもうと言う表情で武方さんに言い返した。
「あのね!!父が亡くなったからボロクソに言わしてもらうわよ!!け父は、家族のためだけに働いてきたと言えるコンキョはなんなのかしら!!アタシに過剰に愛情を注いで、兄たちをブベツしていたのよ!!その結果、アタシは兄たちからきついいじめを受けたのよ!!…かわいいかわいい…たったひとりの娘だ…だから…欲しいものはなんでも与えてあげる…ほしいものがあったら言ってごらん…行きたいところがあったら言ってごらん…そう言われてアタシは育ったわ…その反面、兄たちは父に不公平だと思い切り怒ったのよ!!アタシが小さいとき、兄たちからいびつないじめを受けたのよ!!『とし子にばかり愛情を注ぎやがって!!許さないからな!!』と言うて、家中で暴れまわっていた…兄たちのおらび(さけび)声がアタシのいる部屋にまで響いた!!アタシはもう怖くて怖くて…それだけじゃないわよ!!兄の高校の同級生たちのグループから集団レイプの被害も受けた!!…それがしは、アタシが父にデキアイされたことが原因で起こったのよ!!…心身に深い傷を負ったまま大人になった…そんな中でどうやって結婚生活を営んでゆくのよ!?」
「私は、とし子さんに幸せになってほしいのだよ…」
「アタシは、不幸なままでいたいのよ!!幸せなんかいらないわよ!!」
「とし子さん、どうしたら許してもらえるのかな?」
「アタシを34歳より以前のころに戻してよ!!」
「34歳より以前のころにもどせだと!?」
「ええ!!その通りよ!!」
「とし子さん…」
「何なのよダンソンジョヒ魔!!」
「とし子さん、それは無理だよぉ~」
「ダメよ!!」
「過ぎ去った頃を戻せだなんて、できないよぅ~」
「はぐいたらしい(あつかましい)わねあんたは!!アタシは、再婚しか人生をやり直す方法がないと言うことにものすごく怒っているのよ!!」
「それは…その…」
「あんたがアタシの父とグルになって、アタシの人生設計を勝手にいじったから、一生うらみ通すわよ!!とにかく、アタシを34歳より以前のころに戻してよ!!」
「だから無理なんだよ…」
「もういいわよ!!あんたのことを一生うらみ通すから!!今回の問題は、警察署の生活保安課の職員さんのところへ行ってお願いしなさいよ!!あいこさんの実のお母さまを交えて話し合いをして和解をしなさいよ!!あんたね!!店に居座る気でいるのであれば、アタシの愛人の組長に電話するわよ!!」
アタシは、武方さんを追い返した後、再びゴミ箱の整理を再開した。
何なのよ一体…
アタシは…
あのダンソンジョヒ魔を…
一生うらみ通してやる!!
アタシの怒りは、日増しに高まっていたので、ダンナとじゅんきと武方さんをうらみ通して生きて行くと決意した。
それと同時に、アタシの男ギライが増幅していた。
アタシは、ボストンバッグに着替えとメイク道具を詰め込んで、赤茶色のバッグにはさいふとスマホと貴重品を入れて、荷造りを済ませた後、家出した。
こんなことになるのだったら…
再婚なんかするのじゃなかった…
アタシは、心身ともにズタズタに傷ついた。
ダンナは、息子をズタズタに傷つけた容疑者がにくいと怒っていた。
あいこちゃんは、じゅんきから犯されて心身ともにズタズタに傷ついていたので、短大に行ける状況ではない。
そんな中であった。
武方さんがあわてた表情で、じゅんきが入院をしている丸亀市内の救急病院にやって来た。
アタシとダンナが、ドカバキの大ゲンカをしてアタシが家出したことを聞いた武方さんは、オタオタした様子でダンナに何があったのかを聞いてみた。
この時、あいこちゃんが泣きながら武方さんにじゅんきからシツヨウに犯されていたことを打ち明けた。
あいこちゃんから聞いた話を聞いた武方さんは、ダンナに対して『あんたらは一体何を考えているのだ!!きょうだいでえげつないことをしていたのはいつ頃からだ!?』と思い切り怒鳴りつけた。
この時であった。
じゅんきが収容されているICUの入り口にきつね顔の女がいた。
女は、握りこぶしをギュウと握りしめながらブルブルと震えていた。
ICUの外にいたきつね顔の女は、あいこちゃんの実母であった。
あいこちゃんの実母は、アタシの前に再婚をしていた女であった。
あいこちゃんの実母は、ダンナとひどいもめごとを起こした末に、ダンナから一方的に追い出されて、離婚届けを書かされたのと同時に、あいこちゃんの親権を強奪されたので、ズタズタに傷ついていた。
武方さんからどぎつい言葉を言われたこともわだかまっていたので、あいこちゃんの実母はダンナとじゅんきと武方さんに激しいウラミを抱いていた。
その日の夜のことであった。
ところ変わって、高松市天神前通りにあるローソンにて…
武方さんは、バイト中のアタシに会いに来た。
アタシは、駐車場のゴミ箱の整理と水洗いのそうじをしていた。
武方さんは『もう一度家族で話し合ってくれないか…』とアタシに提示したけど、アタシはイヤと断ってから武方さんに言い返した。
「今回の一件は、じゅんきがあいこちゃんを犯していたいたことをダンナが見過ごしていたことが原因なのよ!!アタシは虫ケラ野郎どもを一生うらみ通すから…アタシは今バイト中だから帰ってよ!!」
「とし子さん、このままでは帰ることができないのだよ…じゅんきくんが通り魔事件の被害に遭ったので、ダンナさんはケーサツに対して怒りを強めているのだよ…とし子さん…この通り…」
「この通りって…あんたはアタシに何をお願いをしているのよ!?アタシにどうしてほしのよ!?」
「どうしてほしいって、ダンナとお子さまのそばにいてほしい…」
「断固拒否するわよ!!今回の原因は虫ケラ野郎に全部あるのよ!!虫ケラ野郎がクソバカだから、じゅんきがレイプ魔になったのよ!!虫ケラ野郎はレイプ魔の息子をかばい続けているから、なお許さないわよ!!あの家は、家族ぐるみでレイプ魔をかくまっているわよ!!」
「とし子さん、それは誤解だよぉ~」
「ゴカイもトーカイもないわよ!!アタシは再婚したくないと言うたのに、どうしてゴリ押しで再婚をすすめたのよ!?アタシ、思い切りキレているのよ!!」
「悪かったよぉ…」
「何なのよそのあやまり方は!!もう許さないわよ!!アタシは、結婚以外の生き方を選んでやり直そうとしていたのよ!!それをあんたが結婚して子供を産むことが幸せだと言うたから仕方なく再婚したのよ!!へらみずとアタシの話を聞きなさいよ!!ダンソンジョヒ魔!!」
「あやまるよぉ…とし子さん生き方を変更してくれと頼んだことはあやまるよぉ…1年前のあの夏の日に、とし子さんお父さまが救急車の中で私に『とし子の花嫁姿が見たい…』といいつづけていたからつい…」
「ようは、アタシの父がアタシの花嫁姿が見たいことにこだわっていたからでしょ!!アタシは三原の実家のあやつり人形なんかじゃないわよ!!なんとか言いなさいよダンソンジョヒ魔!!」
「とし子さん、とし子さんのお父さまは娘の花嫁姿を見る日だけしか楽しみがなかったのだよ…職場と家庭の往復だけの暮らしで、家族のためにせっせと働いていたのだよ…」
アタシは、ああもうと言う表情で武方さんに言い返した。
「あのね!!父が亡くなったからボロクソに言わしてもらうわよ!!け父は、家族のためだけに働いてきたと言えるコンキョはなんなのかしら!!アタシに過剰に愛情を注いで、兄たちをブベツしていたのよ!!その結果、アタシは兄たちからきついいじめを受けたのよ!!…かわいいかわいい…たったひとりの娘だ…だから…欲しいものはなんでも与えてあげる…ほしいものがあったら言ってごらん…行きたいところがあったら言ってごらん…そう言われてアタシは育ったわ…その反面、兄たちは父に不公平だと思い切り怒ったのよ!!アタシが小さいとき、兄たちからいびつないじめを受けたのよ!!『とし子にばかり愛情を注ぎやがって!!許さないからな!!』と言うて、家中で暴れまわっていた…兄たちのおらび(さけび)声がアタシのいる部屋にまで響いた!!アタシはもう怖くて怖くて…それだけじゃないわよ!!兄の高校の同級生たちのグループから集団レイプの被害も受けた!!…それがしは、アタシが父にデキアイされたことが原因で起こったのよ!!…心身に深い傷を負ったまま大人になった…そんな中でどうやって結婚生活を営んでゆくのよ!?」
「私は、とし子さんに幸せになってほしいのだよ…」
「アタシは、不幸なままでいたいのよ!!幸せなんかいらないわよ!!」
「とし子さん、どうしたら許してもらえるのかな?」
「アタシを34歳より以前のころに戻してよ!!」
「34歳より以前のころにもどせだと!?」
「ええ!!その通りよ!!」
「とし子さん…」
「何なのよダンソンジョヒ魔!!」
「とし子さん、それは無理だよぉ~」
「ダメよ!!」
「過ぎ去った頃を戻せだなんて、できないよぅ~」
「はぐいたらしい(あつかましい)わねあんたは!!アタシは、再婚しか人生をやり直す方法がないと言うことにものすごく怒っているのよ!!」
「それは…その…」
「あんたがアタシの父とグルになって、アタシの人生設計を勝手にいじったから、一生うらみ通すわよ!!とにかく、アタシを34歳より以前のころに戻してよ!!」
「だから無理なんだよ…」
「もういいわよ!!あんたのことを一生うらみ通すから!!今回の問題は、警察署の生活保安課の職員さんのところへ行ってお願いしなさいよ!!あいこさんの実のお母さまを交えて話し合いをして和解をしなさいよ!!あんたね!!店に居座る気でいるのであれば、アタシの愛人の組長に電話するわよ!!」
アタシは、武方さんを追い返した後、再びゴミ箱の整理を再開した。
何なのよ一体…
アタシは…
あのダンソンジョヒ魔を…
一生うらみ通してやる!!
アタシの怒りは、日増しに高まっていたので、ダンナとじゅんきと武方さんをうらみ通して生きて行くと決意した。
それと同時に、アタシの男ギライが増幅していた。