【女の事件】とし子の悲劇・2~ソドムの花嫁
第29話
その日の夕方6時頃のことであった。
坂出市江尻町のダンナの実家にて…
こうきがあいこちゃんにきついDVを加えたことが原因で、あいこちゃんは顔に大ケガを負っただけではなく、胎内の赤ちゃんが死亡した。
それを聞いた武方さんは、こうきに対して『どうしてあいこちゃんにきつい暴力をふるったりしたのだ!?』と怒った。
こうきは『ウルセー!!オドレ武方!!』と言うて武方さんに凄んで行った。
ダンナは、左目を失明したので、大きなバンソウコウが貼られていた。
ダンナの父親は、口をつむじ曲げにしてプンとはぶてて(ひねくれて)いた。
傷だらけの顔のあいこちゃんは、台所で夕食の支度をしていた。
武方さんは、ますます怒った口調でこうきに言うた。
「こうきはどこのどこまで甘ったれているのだ!!せっかくお嫁さんが来てくれたのに、きつい暴力をふるって、大ケガを負わせて、胎内にいた赤ちゃんまで殺した…こうき!!人の話が聞こえていないのか!?」
「ふざけんなよおっさん!!おっさんもあいこの肩を持つのかよ!?」
「こうき!!」
「あいこは、おじから『ホーデホーデ(かわいいかわいい)』と言われてかわいがられてばかりいたのだよ!!」
「おじさまは、あいこちゃんがかわいいから…」
「ふざけんなよバカ!!おっさんもおじとグルになってあいこをエコヒイキしたから、一生うらみ通すからな!!」
「バカ…バカとはなんだバカとは!!」
「バカだからバカと言うたのだよクソ野郎!!オレが23の時に好きなカノジョとの結婚を止めたことは、今でもうらんでいるんだよ!!」
「それは、おじさまが早い年齢で結婚することにケネンがあったから止めたのだよ!!」
「オレはあいこと離婚するからな!!あいこの虫ケラオヤジのせいで、オレの人生はわやになったんや!!おっさんもそのうち殺すから覚悟しとけよ!!」
こうきの言葉を聞いて思い切りあきれていた武方さんは、ダンナにこう言うた。
「今回の事案は、あんたも悪いのだよ!?」
「何で私も悪いのだよ…」
「こうきくんが嫁さんにキツイ暴力をふるった原因はあんたにもあるのだよ!!」
「私に何の落ち度があると言うのだよ~」
「てめえの色欲が原因だと言うことだ!!自分の娘を性欲処理の道具にしたから、片目がつぶれた!!きさまはまだわからんのか!?」
「うるさい武方!!」
「きさま、過去に何回離婚と再婚を繰り返していたのかを数え直せ!!きさまの離婚の原因は、全部きさまの暴力が原因だ!!きさまはずうたいだけはでかいわりには、チャイルド以下の甘ったれクソボウズだ!!」
武方さんは、ダンナとこうきをボロクソに怒鳴り付けたあと、大きくため息ついた。
「こうきの両親がクソバカだから、親せきであるおじもクソバカ…だから章平もクソバカや…クソバカ章平をとし子さんの再婚は間違いだった…」
武方さんはブツブツと言った後、頭を抱え込んだ。
坂出市江尻町のダンナの実家にて…
こうきがあいこちゃんにきついDVを加えたことが原因で、あいこちゃんは顔に大ケガを負っただけではなく、胎内の赤ちゃんが死亡した。
それを聞いた武方さんは、こうきに対して『どうしてあいこちゃんにきつい暴力をふるったりしたのだ!?』と怒った。
こうきは『ウルセー!!オドレ武方!!』と言うて武方さんに凄んで行った。
ダンナは、左目を失明したので、大きなバンソウコウが貼られていた。
ダンナの父親は、口をつむじ曲げにしてプンとはぶてて(ひねくれて)いた。
傷だらけの顔のあいこちゃんは、台所で夕食の支度をしていた。
武方さんは、ますます怒った口調でこうきに言うた。
「こうきはどこのどこまで甘ったれているのだ!!せっかくお嫁さんが来てくれたのに、きつい暴力をふるって、大ケガを負わせて、胎内にいた赤ちゃんまで殺した…こうき!!人の話が聞こえていないのか!?」
「ふざけんなよおっさん!!おっさんもあいこの肩を持つのかよ!?」
「こうき!!」
「あいこは、おじから『ホーデホーデ(かわいいかわいい)』と言われてかわいがられてばかりいたのだよ!!」
「おじさまは、あいこちゃんがかわいいから…」
「ふざけんなよバカ!!おっさんもおじとグルになってあいこをエコヒイキしたから、一生うらみ通すからな!!」
「バカ…バカとはなんだバカとは!!」
「バカだからバカと言うたのだよクソ野郎!!オレが23の時に好きなカノジョとの結婚を止めたことは、今でもうらんでいるんだよ!!」
「それは、おじさまが早い年齢で結婚することにケネンがあったから止めたのだよ!!」
「オレはあいこと離婚するからな!!あいこの虫ケラオヤジのせいで、オレの人生はわやになったんや!!おっさんもそのうち殺すから覚悟しとけよ!!」
こうきの言葉を聞いて思い切りあきれていた武方さんは、ダンナにこう言うた。
「今回の事案は、あんたも悪いのだよ!?」
「何で私も悪いのだよ…」
「こうきくんが嫁さんにキツイ暴力をふるった原因はあんたにもあるのだよ!!」
「私に何の落ち度があると言うのだよ~」
「てめえの色欲が原因だと言うことだ!!自分の娘を性欲処理の道具にしたから、片目がつぶれた!!きさまはまだわからんのか!?」
「うるさい武方!!」
「きさま、過去に何回離婚と再婚を繰り返していたのかを数え直せ!!きさまの離婚の原因は、全部きさまの暴力が原因だ!!きさまはずうたいだけはでかいわりには、チャイルド以下の甘ったれクソボウズだ!!」
武方さんは、ダンナとこうきをボロクソに怒鳴り付けたあと、大きくため息ついた。
「こうきの両親がクソバカだから、親せきであるおじもクソバカ…だから章平もクソバカや…クソバカ章平をとし子さんの再婚は間違いだった…」
武方さんはブツブツと言った後、頭を抱え込んだ。