キミのこと痛いほどよく分かる
頭が、あの紅月のように...。

いえ、柘榴のように、
割れて

割れて、

破れて、


嗚呼。


そうだ...。

こんな感覚だった...。

熱が外へ流れ出して、

寒い。

、、

愛しい。


自分が愛しい。

こうまでしてやっと、

自分が自分にとって大切だと分かる。
< 14 / 64 >

この作品をシェア

pagetop