全ては君のために
相変わらずの綺麗な顔にまた顔を逸らしそうになったけどしっかりと目を見て言った。

「お兄さんのおかげで元気になりました!だからハンカチはお返しします!・・・でも少し汚しちゃったので洗濯してから返させてください!」

「あはは。君は優しいね。」

すると、彼はカバンから名刺を取り出した。

「ここに俺のメアド書いてあるから、いつでも連絡して。またつらいことがあったら相談乗るよ。」
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