からふる。~第24話~
「八代先輩っ!」
「ちゃっきー、しっかりぃ!これから一大事だよぉ!」
私と凜くんが必死に体を揺するも応答なし。
一体どうすれば...。
と、その時だった。
「茶樹くん」
浅川さんが八代先輩の肩に触れた。
その瞬間ぴくっと動いて、がばっと跳ね起きた。
「ひ、ひ、ひーにゃん...」
浅川さんが優しく微笑む。
「私ね、ずっと幼稚園の先生になりたかったんだ。これからその夢を追いかけて再スタートしたいんだけど、応援してくれるかな?」
八代先輩、どうするんだろう?
ここで頷いたら八代先輩の天使、アイドルひーにゃんはいなくなってしまう。
それでも応援出来るの?
八代先輩はそれで平気なの?
「茶樹くん...?」
「ぼ、ボクは...ボクは......ひーにゃん...いや、浅川日奈子さんが好きです!日奈子さんが日奈子さんらしく生きていけるのならそれに勝る幸せはないと思います。だから...だから...」
「ありがとう。私のこと心から応援してくれて。そういう茶樹くんが私は好きだよ」
「す、す、すっ...好き?!」
「うん。だから、これからは茶樹くんだけのアイドルでいさせてね」
「えっ?えっ?...えーっ?!」
八代先輩はイスから立ち上がろうとして机に思いっきり脚をぶつけた。
痛みに耐えきれずにもがいていたらそのまま後ろに倒れ込み、イスごとひっくり返った。
「茶樹くんっ?!」
「ちゃっきー?!」
「ちゃっきー、しっかりぃ!これから一大事だよぉ!」
私と凜くんが必死に体を揺するも応答なし。
一体どうすれば...。
と、その時だった。
「茶樹くん」
浅川さんが八代先輩の肩に触れた。
その瞬間ぴくっと動いて、がばっと跳ね起きた。
「ひ、ひ、ひーにゃん...」
浅川さんが優しく微笑む。
「私ね、ずっと幼稚園の先生になりたかったんだ。これからその夢を追いかけて再スタートしたいんだけど、応援してくれるかな?」
八代先輩、どうするんだろう?
ここで頷いたら八代先輩の天使、アイドルひーにゃんはいなくなってしまう。
それでも応援出来るの?
八代先輩はそれで平気なの?
「茶樹くん...?」
「ぼ、ボクは...ボクは......ひーにゃん...いや、浅川日奈子さんが好きです!日奈子さんが日奈子さんらしく生きていけるのならそれに勝る幸せはないと思います。だから...だから...」
「ありがとう。私のこと心から応援してくれて。そういう茶樹くんが私は好きだよ」
「す、す、すっ...好き?!」
「うん。だから、これからは茶樹くんだけのアイドルでいさせてね」
「えっ?えっ?...えーっ?!」
八代先輩はイスから立ち上がろうとして机に思いっきり脚をぶつけた。
痛みに耐えきれずにもがいていたらそのまま後ろに倒れ込み、イスごとひっくり返った。
「茶樹くんっ?!」
「ちゃっきー?!」