からふる。~第25話~
「ぎょぉっ?!」
「えっ...あれって...」
「もしかして...」
あの4人?!
いつの間に仲良くなったの?
私の目にはっきり映ったのは、
青波先輩、岡本さんカップルと、
八代先輩、日奈子さんカップルだった。
「ダブルデートかぁ。リア充ですねぇ」
「そうだな。2年生が1番心満たされてるよな」
ダブルデートなんてしてる人本当にいたんだ。
三上さんに昔買ってもらって読んだ少女マンガの中だけの話かと思っていた。
私、初めて見たよ。
「そうだぁ、今度ダブルデートしよぉよ。さあやんとぼくと、黒ちゃんと桃ちゃんで」
「えっ?!」
「いやいや、それは無し。さーやちゃんを凜に渡すわけにはいかない」
「しょうぽんのケチぃ。どうせぼくには勝ち目無いんだから1日くらい夢を見させてくれたっていいじゃんっ」
「なんだよ、それ」
「だってさあやん、しゅうぽんのこと好きなんでしょお?」
「ふぇっ?!」
な、な、な、なんてことを。
凜くん、それはね、このタイミングで言わなくてもいいこと。
不意打ち過ぎて動揺を隠しきれないよ。
「凜、余計なこと言うな。さーやちゃん困ってるじゃないか。確かにオレはさーやちゃんが好きだけど...大好きだけど、さーやちゃんからの返事待ち中なんだよ」
好き...
大好き...
あぁ、もう止めて。
なんか、クラクラしてきた。
久しぶりに体が熱いと感じる。
「は、は、早く帰ろう。沼口さんが待ってる」
「ちょっとぉさあやん!」
「さーやちゃん待って!」
私は100万馬力の猛ダッシュで寮に向かっていったのだった。
「えっ...あれって...」
「もしかして...」
あの4人?!
いつの間に仲良くなったの?
私の目にはっきり映ったのは、
青波先輩、岡本さんカップルと、
八代先輩、日奈子さんカップルだった。
「ダブルデートかぁ。リア充ですねぇ」
「そうだな。2年生が1番心満たされてるよな」
ダブルデートなんてしてる人本当にいたんだ。
三上さんに昔買ってもらって読んだ少女マンガの中だけの話かと思っていた。
私、初めて見たよ。
「そうだぁ、今度ダブルデートしよぉよ。さあやんとぼくと、黒ちゃんと桃ちゃんで」
「えっ?!」
「いやいや、それは無し。さーやちゃんを凜に渡すわけにはいかない」
「しょうぽんのケチぃ。どうせぼくには勝ち目無いんだから1日くらい夢を見させてくれたっていいじゃんっ」
「なんだよ、それ」
「だってさあやん、しゅうぽんのこと好きなんでしょお?」
「ふぇっ?!」
な、な、な、なんてことを。
凜くん、それはね、このタイミングで言わなくてもいいこと。
不意打ち過ぎて動揺を隠しきれないよ。
「凜、余計なこと言うな。さーやちゃん困ってるじゃないか。確かにオレはさーやちゃんが好きだけど...大好きだけど、さーやちゃんからの返事待ち中なんだよ」
好き...
大好き...
あぁ、もう止めて。
なんか、クラクラしてきた。
久しぶりに体が熱いと感じる。
「は、は、早く帰ろう。沼口さんが待ってる」
「ちょっとぉさあやん!」
「さーやちゃん待って!」
私は100万馬力の猛ダッシュで寮に向かっていったのだった。