仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。
「仁、それは後から説明するよ。それよりも組の方は悠介さんに任せて、医療チームの光冴はこの倉庫に残る人と一緒に行く人分けといて。」
「了解。今、こっちに向かってる。」
「わかった。
天陽は、もう少し情報収集よろしく。これも待機班と分けといて。
それと日和。日和は陽愛ちゃんを守って。それと同時に戦闘な。」
「うん」
「わかった!」
すごい……こんなに早く決まってくんだ………昇さんが副総長だってこと納得できる。
「あちらは、傘下含めて1万。組も入れると1万200人。
日向は、本部と合わせても5000。組も100ちょっと。
……ふっ、こんなの行けるだろ?」
え……すごい差があると思うんだけど、大丈夫なの………。