仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。
【陽愛 side】
…んっ……
…………、
「あれ……ここは?」
朝起きると知らない天井。
そしてなんかふわふわのベット。
陽が差している場所を見れば知らないカーテンがあって……
「陽愛、起きた……?」
「…へっ⁈」
すると急にドアが開いて驚く。
「…早川、さん……?」
「そうだよー、ご飯できたからおいでよ」
私が頷くと微笑んでドアを閉めて行ってしまった。そうか、昨日お世話になっちゃって…それから寝てしまったのか。
もしかして、ベットを取っちゃった…? うわぁ……申し訳ない……。